米国の学校生活~First day of school編~

長い夏休みも、終わってみればあっという間ですね。

うちの子の学区では、もともと8月20日から学校が始まる予定でしたが、先生方の準備が必要という理由で8月24日からに延期されました。今年はコロナの影響でいつのもように学校に通うことはできません。まず、年間通して学校には行かず、オンラインで学習できるクラスが地域全体で新設されたようです。うちは再開を願いつつ、通常の学校に登録しました。

地区の規制でオンラインのみでの新年度となりましたが、下の子が今年から小学生。緊張と嬉しさが混じって、普段着ないようなワンピースを着ていました。学校には行かないんですけどね。

昨年後半では、各教員がそれぞれZoomミーティングをスケジュールして、オンラインで課題を提出したり、紙のピックアップが必要だったりクラスごとにバラバラでしたが、どのクラスも自習が中心だったようです。今年は、通常の学校のスケジュールと同じ、朝8時半からすべてのクラスがZoomミーティングを行うことになりました。うちは、上の子と下の子を別々の部屋にして、初日ということもあり私が行ったり来たり監視していました。

上の子は先生の指示を聞いて自力で作業ができますが、1年生には難しいようで、事前に受け取っている教材の束からどの教材を使うのか見つけられない様子。私がプリントを出してあげました。画面を見てみると、椅子でグルグル回っている子、犬とじゃれてる子、妹が画面に写りこんでる子等々、教室内で同じことをやったら完全に学級崩壊という感じでした。1年生は昼前にZoomでの授業は終わり、午後は自習とのこと。先生も、生徒たちが教材を見失っていることに気付いたようで、明日どの教材を使うかメールがありました。

上の子は4年生なので、Zoomでも不自由なく授業を受けていたようなのですが、このぐらいの年になると生徒間でチャットをしたり、カメラをオフにしたり、1年生とは違う問題が発生しますね。3日目に、チャットに使ってはいけない言葉を書いた子が、先生に見つかってZoomから退出させられたそうです。おそらく、校長先生から両親に連絡があると思います。

Zoom中心の授業がこのまま軌道に乗っていくのか、自習中心の学習に戻ってしまうのか、様子を見ていきたいです。