米国の学校生活~teacher appreciation week編~

米国の学校に子供が通うことになって、色々なことに驚かされています。

その中で、一番驚いた teacher appreciation week のことを書きたいと思います。(この習慣は全米のものだと思いますが、実際に何をするのかは地域や学校によってかなり違いがあるようです。)

このteacher appreciation week(ティーチャーアプリシエーションウィーク)ですが、要するに「先生に感謝の気持ちを伝えよう!」という1週間です。5月最初のフルウィークがteacher appreciation weekで、その週の火曜日がteacher appreciation dayとされています。

私個人としては、先生への感謝を強要するかのような日が存在していることにまず驚きました。で、この前の週に、学校から”来週はteacher appreciation weekだよ!”というご連絡をいただきます。。。

保育園などは、入り口付近の通路にチョークが置いてあって、先生へのメッセージを子供が地面に書いたりする、ほのぼのした企画もあったりします。しかし、もちろんそれだけではありません。

私の子供が通う小学校では「先生のランチを用意しよう」というものがあり、サンドイッチやスナック、フルーツ、コーヒーなどなどが差し入れられます。その他に先生にプレゼントを渡す人が多くいます。日本では、公立学校の先生に個人的にプレゼントなんてしないし、受け取らないですよね⁉ 

一番お手軽なのがギフトカードで、我が家では通常20~25ドルのギフトカードとクッキーやチョコレートにメッセージカードを添えて渡しています。他にも花束、カップケーキ、手作りの飾り?を持って登校する子供をよく見かけます。

先生によっては「私はAmazonをよく使うのよね~」とか「Targetが好きなの」とか生徒に伝えてくる人もいます。まぁ、こちらも悩まなくて済みますが、日本人としては感情的に受け入れにくいのではないでしょうか。

今年はロックダウン中だったのですが、しっかりメールでご連絡いただきました。こちらの文化ですので、子供たちの担任にAmazonのギフトカード25ドルずつと、子供にメッセージを書かせて、それを持った写真をお送りしました。

他の地域の主婦の方に聞いたところ、その学校ではみんなでお金を出し合ってプレゼントを買うほかに、個人的にもプレゼントを贈るそうです。他の方は学校から50ドル以下にするように通達があるとおっしゃっていました。ですので私の住む地域は負担が軽い方なのかもしれません。

初めてのteacher appreciation weekを経験する方は、近所の人に相場を聞いた方がいいかもしれませんね。