主夫の辛いところ②

主夫の辛いところ①では、コミュニケーションを取る相手が子供だけだとストレスが溜まるっていう話を書きました。主夫(主婦)業務の辛いところ②は、休みも終わりもなく周りに振り回されるというところです。

 

これは当然といえば当然なのですが、家事や子育てはシームレスに続いていきます。会社で働いている方の勤務時間は、原則として1週間40時間、1日8時間と決まっています(労働基準法第32条)。もちろん、これを超えて働いている方は多いと思います。しかし、やまない雨はない、開けない夜はないのと同じように、終わらない仕事はない!と言っても過言ではないでしょう。

ところが、主夫の場合寝ている時間以外は勤務時間なのです。いや、子供が乳幼児なら授乳やおむつ替えで連続3時間以上寝られないとか、幼児だと何度も子供に起こされ、「トイレに行きたい」「鼻血が出た」「おしっこ漏らした」「怖い夢見て眠れない」等々、寝ている間でさえ細かい業務が降ってくるのです。

 

これは土日祝日も変わりなく続きます。むしろ休みの日には子供たちに特別なことを求められるため、業務量が増加します。子供がいる家庭では、休みの日に普段行かないような場所に行ったり、普段作らない料理を作ったり、普段しない遊びをしたりする方が多いと思います。これには下調べ、準備、片付けが必要です。

特別なことをやると洗濯物が増えたり、洗い物が増えたり、家の中が汚れたりしますよね。つまり、休みの日には特別なことをやって時間がかかる上に普段よりも多くの家事業務が発生します。

言うまでもなく、主夫には有給休暇もありません。主夫業務は手を抜こうと思えば楽をできる点も多々あります。ですので個別の業務を見ればさほど大変ではないかもしれません。しかし、これが一日中、休日もなしでずーーーーーーっと続いていくとストレスが溜まっていくわけです。

 

さらに、絶えず続いていく業務の中で、家族の都合に合わせる場面が多く、振り回されがちというのも辛いところです。これはある日の夕食時にあった会話です。

兄:ドレッシング取って~

妹:牛乳お替り~

兄:このドレッシングじゃなくて昨日のやつちょーだ~い

妹:牛乳こぼした!

このわずかなやり取りでテーブルと台所を3往復し、雑巾を取りに行って床を拭いて雑巾を洗うという業務が発生です。こんな感じのことが1日中続きます。

 

いや~~。。。書いてたら辛くなってきました。。。